BSIジャパン、食品安全システム規格FSSC 22000の認証を株式会社しなの麺工房に実施
BSIグループジャパン株式会社(東京都港区、代表取締役社長:竹尾 直章、以下 BSIジャパン)は、株式会社しなの麺工房(長野県長野市、代表取締役社長:金澤 勝)へFSSC 22000(食品安全システム)認証を実施しました。(認証登録日:2014年4月8日)
株式会社しなの麺工房は、日穀製粉株式会社のグループ企業として乾そばなどの乾麺やパスタ、生そば、冷凍そばを製造する、長野県の企業です。このたび、さらなる食品安全への取り組み強化と品質向上、またそれによる顧客への安全で安心な商品を提供するため、食品安全システム規格FSSC 22000認証をBSIジャパンより取得しました。
FSSC(Food Safety System Certification) 22000は、食品製造組織に向けた、食品安全システムの規格です。EU食品・飲料産業連合(CIAA)の支援の元、FFSC(Foundation for Food Safety Certification)によって開発されました。FSSC 22000は、2010年2月、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)(*1)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認されました。GFSI承認のFSSC 22000は、大手飲料メーカーや流通業者が、その取引条件として用いるなど、現在、最も大きな注目を集めている食品安全システム規格です。
株式会社しなの麺工房 代表取締役社長 金澤 勝 様より、認証取得についてのコメント
◆FSSC 22000認証取得の目的
食品の製造工程において健康被害が発生するリスクを、企業の考え方だけで管理するのではなく、国際的に信頼された食品安全の規格であるFSSC 22000の管理手法を導入することで、さらにゆき届いた衛生管理とそれによる安全で安心な商品の製造を実現したいと考えました。
◆FSSC 22000取得にBSIを選んでいただいた理由
BSIは食品業界への審査実績が豊富であるため、審査員が弊社の製造業態への理解が深いこと。
◆FSSC 22000の構築・認証で良かった点
危害分析により、工程毎に食品安全に対するリスクを洗い出し、その潜在的なリスクが表面化する前に予防することができたことだと思います。また、安心で安全な商品を製造するために、危害分析を通して今までは気づかなかったことや気がまわらなかったことがあったことを、社員が認識できたことです。
◆FSSC 22000の今後の活用について
何が食品のリスクとなるかわからない時代です。継続的改善を通じてFSSC 22000の完成度を高め、お客様からの信頼をより強固なものにしていきたいと考えております。
FSSC 22000認証を記念した授与式において:
写真左:株式会社しなの麺工房 代表取締役社長 金澤 勝 様
写真右:BSIグループジャパン株式会社 代表取締役社長 竹尾 直章
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*1 国際食品安全イニシアチブ(GFSI: Global Food Safety Initiative)について
GFSIとは、消費者の信頼の強化の必要性を認識し、グローバルレベルで食品安全規格を統一し、フードサプライチェーン全体の費用効率向上などを目指し発足した、ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム(TCGF)が運営する非営利団体のこと。
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株式会社しなの麺工房について
日穀製粉株式会社のグループ企業として乾そばなどの乾麺やパスタ、生そば、冷凍そばを製造する、長野県の企業。
URL: http://www.nikkoku.co.jp/